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2004.11.07

高校生の放課後と居場所についての分科会発表より

2004年度高校・障害児教育研究集会実行委員会より、その分科会で「高校生の放課後と居場所」というテーマでジョブカフェのことについて先週初めに急遽事例発表の依頼がありました。
当センターとしても先生方やご父兄にジョブカフェの活用もアピールしたいと考え休日でしたが、出席してまいりました。
そこでは、これまでのジョブカフェの状況や学校や先生方との連携のありかたについて意見交換をおこなってきました。

私どもが提案した内容としては、ジョブカフェの放課後の活用としては、課外授業などでジョブカフェのオープンスペース10坪余りを高校生などの職業体験、職業実習の場として提供したい。
ジョブカフェでは随時社会見学、課外授業の場として見学受け入れを行なっていること、職業適性検査、オービー職業ハンドブックなどの実践的講習のほかに職業観や職業意識をはぐくむための啓発セミナーなどを学校教育と連携して行いたい、労働基準法や労働条件の基礎知識などは働く前に生徒に教えることは大切なので、そうした要望があれば少人数でも出張して出前講習なども行うので活用してもらいたいことなどを話しました。

居場所としても、放課後にジョブカフェに寄れるような雰囲気作りや卒業した後においては、学校に行きにくい生徒もいるので、就職活動での挫折感や孤独感をいやすための場所としての存在意義もありジョブカフェを自分を見つめ直す「場」として、また誰かに悩みを聞いてもらうための場として利用していただけることなどを話しました。
ニートなどの問題を考える上では、父兄の接し方、甘やかしと対話不足が自立の妨げになることなども補足して主張しました。

参加の先生や父兄方からは「引きこもり」していた子供に再三働きかけ、本人に働く意欲をやっと持たせて、なんとか民間会社に就職させたが、賃金不払い残業が多く困っているといった切実な事例等も聞かれました。
辞めたいとは思っているが、なかなか再就職できない現状もあることなど今の雇用環境が厳しい現状にある中での親としてのジレンマも見受けられました。

先生方がもっと地域社会や企業との接触を持てるためには、夏休み期間中をそうした学校外との交流や研究、調査にもっと自由に使えるような環境改善を求めたいといった意見、要望なども聞かれ、私としては意欲的にそうした活動を行っていく先生方が学校外との交流を持てるよう、もっと社会との接触が持てるような環境作りも、ひいては生徒への職業教育や課外活動をもっと進めるためにも大事なことではないかとも感じました。
外から見ているだけではわからないような先生方の教育現場での悩みなどもあるのだとあらためて思ったことでした。

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