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2004.08.31

急がば回れ!

 社労士会からIT研修会を開催するためのアンケートを求めたいとの文書が届いた。
これによると、電子化に積極的に対応しなければならない状況であるため、会員のIT能力を高める事が重要であり「IT研修」を企画・実施するのだという。
ここまでは至極当然のことなので全く異論もないのだが、その後に気になる文章が続く。

研修コースを3つ用意して、「費用は安価に」「日程は圧縮して」を心がけたのこと。
で、そのコースとは、エクセル初級18時間、エクセル中級18時間、ホームページ作成基礎18時間とそれぞれ設定されている。

その中のホームページの講座といえばHTML言語をマスターして、テキストエディタを利用して事業所紹介用のホームページを作成できるとのこと。
全く基本知識が無くパソコンに慣れないままHTML言語でホームページを作成して事業所を紹介できる程度のものを作り上げるとなると、正直かなり難しいのでは?と思われる。
私自身の経験でもテキストエディタで作成して営業用のものを発信するには、もっと多くの時間が必要であった。
自力で更新できるだけの知識や技術を習得するための講座を開催するため、私が情報化NPOでそのカリキュラムを組み実施した時にはテキストエディタではなく便利なホームページ作成ソフトを使っても60時間は最低限必要なコースであった。パソコンにある程度慣れた担当者でも、そのコースでも、その技術や知識を消化しきるにはなかなか辛かったと聞く。

従来のシステムで18時間で作れるものといえば、およそ営業用とはいえないメモ書き程度ぐらいのものと考えたほうがよい。
低コストで時間を少なくセーブできる、そんな都合のいい得手勝手なものはありえないはず。

急がば回れ! という諺がある。

IT能力を高めきっちりとした事業所紹介できるだけのものをHTML言語で作成するとなると、やはり本来要するだけの日程は圧縮しては出来ないはずだ。
それをしっかり作るとなると相当な費用は出して当たり前。やはりそれだけの対価はもっと払わないと良いものは仕上がらないと思うのだが。

というのが今までの常識でもあった。

ところが、例外がひとつだけある。

それは何かといえば、士業の先生方に今年の新年早々からお勧め申し上げている「ウェブログ」だ。これを活用すれば、それこそ費用は安価に、日程は圧縮して、いつでもどこでも誰にでもホームページが発信出来てしまう。
これまでなかなか信じてもらえなかったのだが、最近書店でもこの解説書が数多く登場してきた。
個人のホームページや日々情報発信型のウェブサイトはもはやその流れになっている。

社労士会が今回の講習を依頼しているのが、職業能力の公共機関であるため信頼されていると思うのだが、近道を目指しているようで、実は非常に遠い回り道をされているようで非常に勿体無いなと感じたことでした。

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コメント

はじめまして!
おっしゃるとおりだと思います。
websiteを構築するにはこれなりの労力を費やしてしまいますよね。
その点blogは手軽な発信ツールだと思います。
・blogとは?
・更新方法
・オススメblogサービス
などをメインに講習会をすべきだと、そう思いました。

投稿: なお、@ぐるぐる | 2004.10.01 12:56

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