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2004.01.10

いよいよ電子申請の実務環境が見えてきた!

今日定期購読している業務月刊誌が届いた。それを見ると見出しに「いよいよ実務が見えてきた!・・・電子申請実務」とある。電子申請については昨年から一部稼働はしているものの、まだ本格的ではない。もちろん流れからいって近い将来なるのは確実だ。全国社会保険労務士会も電子証明書を発行し会員の登録を勧めている。
社労士会はその署名のある申請・届出については法人認証の複数電子署名の省略、極力添付書類を省略するよう厚生労働省などへ進言しているらしく(それはもちろん賛成なのだが。)「これが実現すれば、電子申請への導入が加速度的に進むものと思われる。」とある。本当にそうなのだろうか?
というのは、それらのシステムのことばかりではない。
運用にあたる者、「ひと」のスキルも欠かせないと思う。インターネットが一般に普及し始めて8年。その間その技術やパソコンの普及は格段に進んだ。が、未だに電子メールを送ったことが無い。日常使っていない人やWindowsの操作に不慣れでパソコンについての知識が不足している方もずいぶんといるのだ。特に我々の業界もそう。一般に士業と云われている職業人は意外に多い。今まで法規制により権益を守られてきたせいもあるのかもしれない。届出や書類の作成にしたってアナログが実に多いのだ。

 昨年、社会保険庁は賞与支払届など届出事務をフロッピー(FD)申請にて試行的に始めた。
FD申請情報
電子申請に移る前の過渡期なのだが。ここでも社会保険事務所や企業などの現場では混乱が生じたのも事実。知り合いの社労士の先生は、(FD)申請を試してみるとトライされたのはいいが,操作方法がわからないと、とうとう諦めてしまった。
システムの操作技術の習得はむろんのこと、パソコン,Windows,インターネットなどの基本的な知識、技術が現状でやはり不足しているのだ。ファイルのコピーも出来ない人が、いきなり電子申請に取り組まれても、本当に大丈夫?というのが正直な気持ち。お客様の大事なデータをお預かりするのだ。絶対ミスは許されない。
それゆえ電子化が加速度的に進むと云われても、そうかなぁと云わざるを得ない。もちろん我々の業界でも研究と研鑽を積まれて新たな分野に積極的に取り組んでいこうとされている意欲的な人は少なくはない。これから電子申請の流れは加速度に進むことも確かなのだが、私がここで云いたいのは、「電子申請」だけを表面的にとらえるより、日常的に基本的なコトを確実にマスターしておかないと、例えば重要なセキュリティやウィルス対策などについても、日頃からその認識と対策を十分にしておかないと、専門家としての資質を持ってクライアントの依頼に応えるべくその責務が果たせないのではないかということである。

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