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2004.01.25

解答【問題2】従業員の不注意でぶつけた営業車両の修理費を全額請求できますか?

答えは〔×〕です。

みなさん、正解でした。おめでとうございます。正解だからといって何も出せませんが。m(..)m

民法715条に従業員が事業の執行につき第3者に損害を与えた場合は使用者がその損害賠償の責めに任ずると定められています。
このことを使用者責任と言います。
次に従業員に対する損害賠償請求ですが使用者は当該従業員に対し求償権を行使できると定めています。
したがって会社は従業員に対して請求できます。但し裁判所は企業と労働者の間で損害を公平に分担するという観点から、求償を一定の範囲で制限する立場を取っています。過去の判例では業務上タンクローリーを運転していて交通事故を起した事案に付いて求償を全損害の1/4(約40万円)に制限した判例もあります。(最高裁昭和51年7月8日判決・最高裁判所民事判例集30巻7号

コメントを頂いた中でも、従業員さんと会社の負担する割合のことがありましたが、
この割合はいくらでなければいけないという絶対的比率はないようです。あまり負担割合が従業員に高いのは問題ありそうですが。
規則などで一定の基準を設けられているのは良い例ですね。相談を受けていると、そういう事をきちんとしていない会社やケースがよくあります。

いよたさん、Ideal Breakさんコメントいただきましてありがとうございました。

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コメント

一応正解ということで、ひと安心。

投稿: いよた | 2004.01.25 12:42

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